TBC速修テキストシリーズで合格された方の学習法をご紹介いたします。合格者の方々も様々な工夫をされています。ご自身の生活リズムに合わせてオリジナルの学習スタイルを見つけましょう。

「具体→抽象→具体を丁寧にやる」中川 陽介様

中川陽介様_写真
中小企業診断士を目指した理由

中小企業診断士を目指した理由は、将来的に独立開業するためです。 大学卒業以降、システムエンジニアとしてシステムの設計や、プログラムの開発などに従事してきましたが、社会人経験が10年を超えたあたりから、経営に関して興味を持つようになりました。中小企業診断士試験は、会社の経営に関する知識を網羅的に勉強できる資格試験のため、資格取得を目指しました。

なぜ、速修テキストシリーズを選んだか

TBC受験研究会を選んだ理由は、合格後のサポートが充実しているためです。私はコンサルティングの経験が皆無のため、診断士に合格したとしても、すぐに独立開業できるわけがないと考えていました。

TBC受験研究会では、キャリアアップセミナーやライティング講座を実施しており、書籍の執筆活動等に参加できる機会を与えて頂けることに魅力を感じました。また、診断士受験校の老舗であることもTBC受験研究会を選んだ大きな要因の一つです。

速修テキストシリーズの活用法
1次試験

初めに、Youtubeの無料講義を見ながらテキストの内容の理解に努めました。テキストの内容がある程度理解できたら過去問を繰り返し解き、間違えた部分を動画やテキストで再確認し、知識の定着を図りました。

2次試験

初めに、速修テキストの抽象化ブロックシートを暗記することから始めました。ブロックシートがある程度暗記できた後は、本試験の過去問を解き、速修2次過去問題集の模範解答や、Youtubeの無料講義を活用して、出題者の論点を理解し、解き方を身体になじませていきました。

TBC受験研究会の過去問解説は、「具体→抽象→具体」の考え方で丁寧に解説されているため、繰り返し過去問を解くことで、1次知識の使い方の定着を図りました。

中小企業診断士を目指す方へ

中小企業診断士試験は、2次試験の筆記が最大の難関です。2次試験に関する様々なメソッドや書籍が出版されていますが、1次知識を活用した解き方に重点を置いている学習教材は、TBC受験研究会以外にはありません。

変なテクニックやメソッドに走らず、「過去問を繰り返し解く」、「具体→抽象→具体を丁寧にやる」、この2つで十分に合格可能です。皆様のご健闘をお祈りしています。

「独学中心で苦節三年!TBCに出会って何とか合格!!」直井 亮介様

直井 亮介様_写真
中小企業診断士を目指した理由

私が診断士を目指したきっかけは、社内異動で300人規模の事業所の総務部門に携わった頃に遡ります。異動先での職務内容は、組織や人事、労務に関わることが中心で、『組織をいかにまとめていくか』が求められていました。その中で、組織論や人事制度などを調べている際に、ふと目にしたのが診断士の資格でした。診断士試験では、組織運営に必要な多岐にわたる知識が幅広く問われます。この知識を身に付けることで、自身の仕事に役立つのではないかと考えたのが、長い受験生活が始まるきっかけでした。

なぜ、速修テキストシリーズを選んだか

私は、合格までに3年間の歳月を費やしました。その受験生活の中で、TBC受験研究会に出会ったのは、2回目の2次試験を目指し日々勉強に明け暮れていた頃です。それまで、他社のビデオ通信教育で学習していましたが、講義時間が少なく、解法もあまり親切ではありませんでした。模試の点数も伸びず、自分の勉強方法が果たして正しいのかを問いただす毎日でした。

そんな中、Webで調べ物をしている時に、たまたま『速修2次テキスト』を見つけました。口コミも高かったことから、試しにYouTubeを見てみましたが、講師の軽快なトークにあっという間に引き込まれ、藁にもすがる思いで購入を決意しました。

手元に届いてすぐにYouTubeで講義を視聴しましたが、その内容は、勉強方法を模索していた自分にとって新鮮なもので、事例毎に特色を捉えた解説、実在企業への取材を基にした事例企業研究、さらには電卓の使い方まで盛り込まれており、充実した内容に圧倒されたのを覚えています。

特に「具体→抽象→具体」のTBCメソッドは、これまで与件文の切り貼りで対応していた自分にとっては、目から鱗が落ちる内容でした。講義のボリュームもかなりの分量だったので、TBC一本に切り替えて学習を行うことにしました。

速修テキストシリーズの活用法
1次試験

『速修テキスト』を全巻揃え、YouTube動画で学習しました。仕事の関係でまとまった時間が取れなかったため、1.5倍速視聴で効率的に学習を進めました。当初は、学習計画にゆとりがあったため、テキストの1章から順番に進めていましたが、途中から進捗が遅れ、後半は出題マップを活用し分野を絞りながら学習しました。

2次試験
『速修2次テキスト』、『速修2次過去問題集』

こちらも効率的に学習するため、1.5倍速で視聴していました。テキストと動画でTBCメソッドを学習し、テキスト内の小問題や過去問題集で解答手法を実践することを繰り返しました。

また、知識面では『抽象化ブロックシート』を徹底的に活用して勉強しました。具体的には、ブロックシート部分を切り離して常にカバンの中に入れ、通勤時間やお昼休みなど、肌身離さず読んでいました。表現が難しい部分は、自分で調べて解説を補記したり、語呂合わせを考えるなどしながら、自分専用のブロックシートに仕上げました。

そして、ブロックシートを読む際には、単に内容を丸暗記するのではなく、キーワードを回答文に落とし込ことをイメージしながら取り組んでいたのは効果的だったように感じます。

スクーリング

直前に行われるスクーリングは、独学の自分にとって、講師に直接質疑ができ、他の受験生の考え方に触れられる貴重な機会でした。また、内容がすばらしく、予想問題が結構な確率で当たっていました。合否のボーダーライン近辺では、1点が合否を分けると思いますので、最後の追い込みでスクーリングを受講できたことが合格につながったと言えるかもしれません。一方で、人気が高いため、定員がすぐに埋まってしまう点については注意が必要です。

中小企業診断士を目指す方へ

診断士の資格は、相当な時間数の勉強が必要であり、自由な時間も制限されます。生半可な覚悟では合格ができない難しい資格だと思います。診断士を目指すきっかけや目的は人それぞれだと思いますが、最後は「必ず合格する!」という思いの強さが合否を分けると思います。険しい道のりの先には必ず良い結果が待っているはずですので、自分を信じて最後まで頑張って下さい。

「抽象化ブロックシートによるブレない解答」大賀 豊文様

大賀豊文様_写真
中小企業診断士を目指した理由

理由は、自分の転職価値を確認するため。 今年の初め、社内の友人とひょんな事から転職の話題になりました。私は技術者として仕事に没頭する日々を送り、社内業務のスキルはあると自負するものの、今まで外部機関での資格を取得していませんでした。 一方、友人は自分の価値を高めるため様々な資格を取っており「私はこのままでいいのか?」という思いに駆られるようになりました。 そんな中、中小企業診断士という資格があると聞き、自分の価値を確認するため、挑戦することにしました。

なぜ、速修テキストシリーズを選んだか

早稲田出版の書籍は、2次試験対策「2019年版速修2次テキスト」を活用しました。

理由は、各社の2次試験対策の参考書を比較した際に、早稲田出版の「抽象化ブロックシート」を活用すれば、軸をベースに自信をもってブレない解答ができると考えたからです。抽象化ブロックシートはとてもシンプルで見やすく効率よく知識を整理できました。

私自身、8月までは1次試験に集中していたため、1次試験合格後から2次試験の勉強を開始。過去問と各予備校の解答例を使用しながら勉強を進めていましたが、各予備校の解答の差による不安感と80分で解答することの難しさがネックとなっていました。

しかし、「抽象化ブロックシート」を活用して以来、自分の中で解答の軸を定め自信をもって解答ができるようになりました。

速修テキストシリーズの活用法
2次速修テキスト・2次過去問集

「抽象化ブロックシート」を徹底的に活用する。抽象化ブロックシートを何も見なくても書けるくらい覚える。

私は、抽象化ブロックシートの文章を自分の言葉に直し「質問」「回答」のように一問一答形式に分けパソコンに打ち直し、スマホの暗記アプリに入れスキマ時間を活用して覚えました。 そして過去問を解く際にはどのブロックシートを使ったのかを記録するようにしました。2度3度と過去問を繰り返し解くと設問で使用するブロックシートの数が増えてきて、成長が見え楽しく勉強ができました。

複数のブロックシートから解答の軸となるものを選択し、他のブロックシートで解答の軸を多面的な視点で補足することを心掛けました。これにより、解答に迷いがなくなり、80分間でブレない解答を作れるようになりました。

中小企業診断士を目指す方へ

幅広い分野を学べる中小企業診断士は、勉強するだけでも価値があります。テクニックや効率的な勉強法もあると思いますが、一番大切なことは時間と集中です。1日のうちどれだけの勉強時間を確保し、その限られた時間の中で、いかに集中して取り組めるかが重要だと思います。

そのためには周囲の理解が大切だと思います。勉強する環境を一緒に作ってくれた家族には感謝しきれないくらい感謝しています。私は独学でしたが、本当に多くの人に支えられ合格ができたのだと思っています。

皆様も、最後まで諦めない気持ちで合格を勝ち取ってください。

「TBC教材で実現できるムダのない2次試験対策」大井 秀人様

大井 秀人様_写真
中小企業診断士を目指した理由

 私はメーカーで社内IT企画や商品企画を担当してきました。企画案検討や作成、社内外での説明、関係者との合意形成といった一連のプロセスを円滑に推進するには、経営知識、特に企業経営理論、マーケティング、財務・会計を体系的に習得する必要性を感じていました。数年前、中小企業診断士について調べた際、自身の課題意識と重なる部分が多く、知識の体系化に適しているとわかり興味を持ちました。さらに実務的にも企業様への助言や勉強会に関われる機会が得られキャリア形成にも繋がることがわかり、一念発起して資格取得に挑戦しました。

なぜ、速修テキストシリーズを選んだか

 私は受験1年目で1次合格・2次不合格、2年目で2次合格です。仕事の時間的制約やコスト面から全て独学で準備しました。実は当初他社教材を利用していましたが、2次対策で答案作成プロセスの考え方が今ひとつピンとこず、別の教材を探していました。そのとき出会ったのがTBCの教材です。 TBCの2次対策テキストは、他社に比較しても論理的な構成で、①試験委員の特性を踏まえた出題傾向の説明、②具体・抽象の答案作成プロセス、③抽象化ブロックによる知識の体系化、と整理されている点が、非常にしっくりきました。さらにYouTubeで講義動画が無料配信されていたため即購入を決めました。

速修テキストシリーズの活用法

 TBCでは説明会などの動画も公開されています。まず、それを見て中小企業診断士試験の特徴・特性を理解されることが第一歩です。また2次試験の事例企業訪問の動画も公開されており、出題背景や意図を知ることができます。これはおそらく他の教材には無い内容で、試験の心構えを築く上にもあらかじめ見ておいたほうが良い内容です。ぜひ早い段階で視聴しょう。以下、各テキストの活用についてご紹介します。

(1)速修2次テキスト

 まず、テキストに入る前に一度過去問を見て(1年分でよいと思います)、どのようなことが問われるか把握しておくとよいです。これは、テキスト第2章のTBCメソッドの説明がありますが、その有効性がしっくりと理解できるからです。次に、実際のテキストで学習のメインである第3章と第4章について実践した内容をご紹介します。

 第3章では事例Ⅰ~Ⅳの演習があります。事例Ⅰ~Ⅲの回答文作成はTBCメソッドの「具体→抽象のプロセス」の分析をしっかり行い、これを元に文章を構築することが重要です。テキストの事例Ⅰ~Ⅲの演習は、①特色と対応、②具体→抽象のプロセス演習、③成功事例分析、④総まとめ演習で構成されていますが、この②~④の演習を繰り返し行い(3回程度)、回答作成の型を身につけました。実はこの型の習得は、過去問を単純に解くことより重要に思います。 事例Ⅳは財務・会計の計算問題がメインです。テキストの問題を一通り実施した後、不得意な部分は1次の教材に戻り学習し直しました。事例Ⅳの計算問題も型があるので、型どおりに正しく計算できることが重要なため、ここでもテキストを3回以上繰り返しました。また、不安な部分は1次の演習問題で繰り返し補強しました。

 第4章の抽象化ブロックシートは、「具体→抽象のプロセス」の理論的な基礎です。非常に体系的・網羅的に整理されており、基本的に丸暗記に近い状態にすることが理想です。第3章の演習と関連付けて覚えるのが有効ですが、それだけでは間に合わないので、私は抽象化ブロックシートの別冊子を作成し、暗記用マーカーを使い通勤時などのスキマ時間を活用して何度も繰り返して覚えるようにしました。

(2)速修2次過去問題集〈Ⅵ〉

 過去問演習は出題傾向の理解や回答作成訓練の観点で必須です。ただ、速修テキストの内容をマスターすると、過去問はある意味その実践に過ぎません(逆に、速修テキストのプロセスはそのくらい完成度が高いと感じます)。過去問演習では、出題者の意図を把握して、適切な「具体→抽象のプロセス」を再現し、回答を指定の文字数に収めることに注力しました。ただ、事例Ⅳの計算問題は不得意な部分を中心に何回も演習したほうがよいです。

中小企業診断士を目指す方へ

 中小企業診断士試験は試験範囲がとても広く、実務と並行しながらの準備は大変だと思います。その意味で教材の選択は非常に重要な要素です。TBCの教材は効率的に学習できるよう体系的に構成されている上、講義もYouTube配信でコストも低く、とても使いやすく信頼できるものと思います。信じて使い倒して頑張れば、きっと良い結果がもたらされます。途中で諦めずぜひ合格を勝ち取ってください!

「速修2次テキスト」でコツをつかむ」森 耕三様

上村 奈穂様_写真
中小企業診断士を目指した理由

  営業系の職場に在籍しております。長年、現場力と実践に傾注し、理論には関心を持つことはありませんでした。数年前に会社派遣でマネジメントスクールの単科講座を受講する機会がありました。そして、現場での成功事例は理論に合致している場合が多いこと、同僚とコミュニケーションをとる場合、理論をベースに話すとお互いの理解度が高まること、他業界の方と話すときに理論が共通語となること、などに気づきました。さらに深く学ぶには中小企業診断士資格取得が最適と考え、受験することを決意しました。

なぜ、速修テキストシリーズを選んだか

 1次試験に独学で対応するに当たって、当初他社のテキストを利用しておりました。「中小企業経営・中小企業政策」科目で詰まりまして、別の適当な教材を探しに書店に行ったところ偶然、「特訓問題集1・2 中小企業経営・政策」に出会えました。その場で内容を確認して自分に合っていると確信し購入いたしました。
 2次試験対策に関しては、全く手をつけていなかったこともあり、独学では難しいと考えておりました。1次試験の自己採点した後、実は某専門学校にお世話になろうと相談に行きました。ところが「2ヵ月後は難しい。来年の合格を目指されては」とのお話でした。そこで、今年に関しては2ヶ月間独学で挑戦してみようと考えました。そして独学なら1次試験を助けていただいた早稲田出版様の「速修2次テキスト」にお願いしようと即決、通販で購入いたしました。過去問に関しても「速修2次過去問題集Ⅳ」を利用させていただきました。(ちなみに「特訓問題集1 中小企業経営」は2次対策としても利用させていただきました。)

速修テキストシリーズの活用法
「特訓問題集1・2 中小企業経営・政策」
・・・とにかく繰り返して読む・解く、です。このテキストだけしっかりすれば当日どれだけ調子悪くとも60点はとれると思います。場合によっては80点も狙えるのではないでしょうか。このテキストを利用するならば、「中小企業白書」に関しても目を通す必要さえないと思います。
「速修2次テキスト」
・・・「抽象化ブロックシートを1日8ページ読む」と決めて、ひたすら繰り返しました。これは実のところ、キーワード・キーフレーズ集です。何度も繰り返すことによって、知識の「点」が「線」となり「網」となり、「網目が細かく」なって、最終的には水を「より多く」すくえるようになります。無料動画は解法プロセスを丁寧に説明してくれており、テキストを読むだけではたどり着くことが難しい「気づき」を得ることがしばしばありました。短期間で「コツをつかめた」と自覚できました。
「速修2次過去問題集Ⅳ」
  ・・・こちらも「解いて」「解説を丁寧に」読む、です。何度も繰り返して毎回別の「気づき」を得るように意識して取り組みます。解答例にこだわらず、常に前回より少しでもよい記述することを心がけます。ただし、過去問に関しては少なくとも2通りの解答解説と比較して勉強を進めた方がよいと思います。
中小企業診断士を目指す方へのメッセージ

 この体験記を読まれている方は、すでにTBC受験研究会様や早稲田出版様をご存知かつ興味をもたれている方々だと思います。これら2社の教材をメインにし、安心して受験勉強してください。受験生はそれぞれ置かれた環境が違うので、合格までの到達期間に多少の長短はあって当然です。但し、真面目に学習を継続すれば、近い将来、必ずゴールにたどり着くことができます。皆様が一人でも多く中小企業診断士となり、世の中によい影響を与えられますことを祈念しております。


「TBCの教材で独学短期合格」上村 奈穂様

上村 奈穂様_写真
中小企業診断士を目指した理由

 きっかけは、起業している友人から、中小企業診断士に経営面の相談をしていると聞き、社外専門家として経営者を支える中小企業診断士の仕事内容に興味を持ったことです。 また、私は普段、民間企業の法務部にて勤務しておりますが、広い視野からより実効的な法的助言をするためには、経営や財務会計等の知識が必須であると痛感しておりました。中小企業診断士の資格取得を通じてこれらの知識を体系的に習得できれば、日々の仕事に活かせるのではないかと考え、資格取得を目指すことにしました。

なぜ、速修テキストシリーズを選んだか

 受験を決意した当時、私は育休中であり、家事と0歳児の世話に明け暮れる生活を送っておりました。
勉強に費やせるのは、子供を寝かし家事を終えてからの極めて限られた時間しかなく、独学以外に勉強方法の選択肢がありませんでした。
TBC受験研究会(早稲田出版)の速修テキストの講義動画は、スマートフォンで場所と時間を選ばず手軽に視聴することができるため、制約がある私でも、気軽に自分のペースで勉強を続けられると思い、TBC受験研究会(早稲田出版)を選択しました。

速修テキストシリーズの活用法
(1)一次試験 私は過去に司法試験に合格しているため、経営法務を除く6科目を受験しました。試験までの準備期間が短かったため、まずは何のインプットもせずに過去問を解き、科目毎に、既にある知識・経験則でどの程度選択肢が絞れるか、理論理解と暗記のバランス、演習の要否等を確認し、学習の順番と時間配分を決めました(受験者の多くは職務経験に基づく様々な知識をお持ちと思いますので、自分に適した学習計画を立案するために、この方法はお勧めです)。
あとはひたすら計画に沿ってYouTubeで講義動画を視聴しました。テキストを開きながら腰を据えてじっくり視聴したかったのですが、なかなか時間を確保することが難しかったため、オーディオブックのように聴いて理解することを重視し、倍速再生で複数回講義動画を視聴した後に、纏めてテキストを読んでいました。
未知の分野の講義動画を視聴すると、一周目はうんざりする程解らないことだらけでしたが、視聴回数を重ねるごとに理解が深まり、細かい点まで頭にすんなりと入ってくるようになりました。テキストについては、殆どの内容を理解した状態で読むことになるので、素早く通読でき、効率よく頭の整理と知識定着を図ることができました。
TBCの講義動画は、体系的かつ実践的で質が高く、繰り返し視聴するだけでも合格に必要な大方の知識が身に付く素晴らしいツールだと思います(無料で提供されていることが信じられません)。
倍速再生でも聞き取りやすく、過年度の講義動画を使えば先取り学習も可能です(もちろん最終的には最新講義動画で情報をアップデートする必要がありますが)ので、時間のない方は是非フル活用してみてください。
(2)二次試験  一次試験合格後に対策を開始しました。
丁度第二子を妊娠して悪阻が酷く、二次試験までの期間の前半は全く勉強出来なかったため、やるべきことを絞って後半の追い込みに臨みました。
二次試験は、短い文章の中で、合格に必要な知識と分析力を有していることを採点者にアピールする必要がありますが、TBCの速修二次テキスト巻末のブロックシートは、アピールに不可欠な切り口やキーワードが纏めて整理されていて、非常に有益なツールだと思います。私は、持ち運びに便利なようにコピーしてファイリングし、自分なりの表現に書き換えたり、余白に過去問から拾った使えそうなキーワードを書き込んだりと、適宜加工して使用しました。当日の休み時間の最終確認もブロックシートのみを眺めて過ごしました。
ブロックシートを丸暗記するのは大変ですが、記載内容のエッセンスをどのように答案に盛り込むかという点を意識して自分なりに作り込んでいけば、使い勝手が良い最強の二次試験対策ツールになると思います。
中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
中小企業診断士を目指す多くの方は、仕事、家事、育児、介護等に追われて時間のない中で、高い志をもって日々勉強に励まれていることと存じます。
体力的精神的に辛い日もあるかと思いますが、TBC受験研究会の教材を徹底的に活用して、できるだけ負担を減らし、効率良く合格を勝ち取ってください。今後、中小企業診断士として皆様と切磋琢磨していけることを心より嬉しく思います。

「必要な知識が身につく」北澤 拓実様

北澤 拓実様_写真
中小企業診断士を目指した理由

 高校卒業後、地元の製造業に入社しました。
学生時代から開業して人の役に立つ事業をしたいと思っており、製造業で生産管理や品質管理、5Sなどに触れた事で製造の現場で行われていることと経営等にどう活かされているのかが気になりました。
経営系の勉強で何がいいかと思い中小企業診断士を知り、また開業する方もいるということであったので受験しました。

なぜ、速修テキストシリーズを選んだか
TBC受験研究会を知ったきっかけは2次試験対策からでした。
1次試験対策は動画で学ぶタイプの通信教育を受けていましたが、1次試験のコンテンツはしっかりしていたのに2次試験対策は薄く、2次速修テキストと言う形でTBC受験研究会の書籍を見つけたので購入して勉強させていただきました。
テキストの最後の抽象化ブロックシートは2次試験では必ず必要と言っても過言ではない知識がまとめてあり、動画講義もあり今まで僕は通信教育を受けていたので学習をしやすいと思い選びました。
速修テキストシリーズの活用法
1次試験は他校の動画での通信教育を受けていたのですが、失敗したと感じております。
TBC受験研究会の1次試験対策は動画がすべて無料でテキストだけ買えばいいという形になっているからです。
しかも7科目ある中でもその科目毎の専門的な知識を持った方々がテキストを作っているので効率的に分かりやすくなっていると思います。
2次試験対策は2次速修テキストの抽象化ブロックシートを何度も青いペンでノートに書き暗記しました。
また具体→抽象→具体を行わなければリスクのある解答になってしまうということも学んだのでテキストを繰り返すことでその回路を頭に作りました。
過去問を初めて解いた時は全くダメで思っていることを書くことができず、また得点が与えられるであろう文言も入れることができませんでしたが、何がダメだったのかを自分なりに考え解答を見ながら自分の言葉で説明できるような回答を作成しました。
何回も繰り返していくうちに抽象ブロックシートの文言を入れる事ができるようになり自分で納得できる答案を書けるようになりました。
中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
難しい試験ではありますが1次試験はしっかりとした知識、2次試験はしっかりとした解答プロセスを確立できれば合格できます。
日々の少しの努力が試験日には自分の力になっています。
試験が終わるまでは諦めてはいけません。試験の休憩中も抽象化ブロックシートをササッと見る余裕があれば試験中も思い出すことができます。
もしこれから勉強を始めようという方や他校で学習してる方は、少し動画を見てどのような感じなのか体験してみるのもよいのではないでしょうか。

「合否を分けた試験直前でのTBC活用法」櫛田 幸一郎様

櫛田 幸一郎様_写真 68000円。これは私が中小企業診断士の1次試験3回、2次試験1回の対策で使った書籍等の総費用です (模試・白書費用除く)。これだけの投資で合格までたどり着けたのは早稲田出版の速修テキストがあったからこそと改めて感じています。
中小企業診断士を目指した理由

 勉強を開始した当時の私は、製造業の設計部門からマーケティング部門へと異動して約1年が経った頃で、マーケティングの面白さは感じつつも魅力ある製品作りの難しさも同時に感じていました。また、事業部の一員として事業を運営していく立場となり、事業戦略立案や投資の意思決定などに関する知識不足も感じていました。このとき中小企業診断士の存在について知り、この資格が体系的なビジネス知識の習得と提案能力の向上に役立つと感じ、資格取得のための勉強を始めました。

なぜ、速修テキストシリーズを選んだか

 早稲田出版の書籍を最初に選んだのは偶然でした。書籍検索で出てきた「講義動画付きテキスト」に魅かれて購入。1回目の1次試験は5月頃から始めて3科目だけ勉強し2科目合格。安さはもちろんのこと、自分のライフスタイルに合った勉強時間の取り方ができること、そして分かり易い講義による実力UPの実感が大いにあったことなどから2年目以降も継続して早稲田出版を利用しました。

 2次については、1次からの流れで同じ講師(陣)で勉強したいという考えで早稲田出版以外を選ぶことは考えませんでした。2次関連科目の1次速修テキストの動画では2次試験に関連した説明もなされ、重要な項目には「2次」マークをつけるよう促されます。同じ思想や話し方の講師(陣)で2次の動画を聞くことで、1次の動画とリンクして理解がより深まりました。そして最終的に早稲田出版を継続利用する決め手となったのは模範解答の納得感です。そしてそれらがTBCメソッドや事例企業への取材、そして講師の方たちのノウハウに基づいて問題文・与件文から的確に、理論的に論点や解答を導き出している点に共感したためです。

速修テキストシリーズの活用法

 1次については繰り返し学習が重要と考えます。私の場合は、動画→章末問題→過去問→動画→過去問→動画→択一式答案練習の流れで勉強し、2回目以降の動画については1.5倍速で再生し時間も節約しました。

    

 2次については、1次試験の合格後 (自己採点)に勉強を開始しました。1次知識の不足感があったため、8月は1次速修テキストを使って再Inputを行いました。この、すぐに気になる所を勉強できるという機動性は動画講義ならではの利点かと思います。加えて、2次速修テキストの動画講義を1回転。ここでは、試験の傾向やTBCメソッドに基づいた回答の仕方の講義に加え、ドメイン策定演習を通した事例企業の現状分析やあるべき姿の分析、成功事例分析で具体的に解答に落とし込む演習は効果的なトレーニングでした。9月からは早稲田出版の過去問題集を用いて事例を解く回数を増やしていきました。並行して抽象化ブロックシートを1つずつチェックし、書き足して自分なりのブロックシートを作成し基礎知識の強化に努めました。こういった一連の演習を通して2次試験に合格できる実力が養われたと感じています。

中小企業診断士を目指す方へのメッセージ

 早稲田出版の1次速修テキストは、講義動画、章末問題、総まとめ問題、択一式答案練習、テーマ別過去問題、重要論点攻略講義と、1冊の本だけで多彩に勉強方法の幅を広げてくれます。自分に合った方法や時間で能動的に勉強することで独学でも確実に実力は上がると思います。

 2次試験については、模範解答の納得感で受験校を決めることをお勧めします。早稲田出版の教材については、1次同様2次速修テキストに従って勉強すれば必ず実力が付く仕組みになっていると思います。演習量に不安があればスクーリングを受けてみるのも選択肢かと思います。動画であれ、質の高い講師陣が居る環境に身を置くことで理論的なスキル向上の養成はもとより、類推度合いが高まる問題への対応力が付くと考えます。

 「中小企業診断士は合格後も多くの費用が掛かる。受験に費用をかけていられない。特に1次試験は独学で合格できる。(お金のない)若い人に多くの受験機会を提供したい。」これは、私がTBC受験研究会の2次口述試験対策講座に参加させて頂いた時に山口先生から合格体験記の依頼と共に語って頂いた言葉でした。「社長の口から出る言葉は経営理念に通じる」と与件分析の動画講義で学びましたが、早稲田出版の速修テキストによって私自身恩恵も受けましたし、私の独学での合格体験が早稲田出版の経営理念の体現、そしてなによりも独学で勉強を開始することに不安を持っている受験生の方々の後押しに微力ながらも貢献できれば幸いです。


「独学のコンプレックスを解消し、まるで通学しているかのよう」高島稔様

102高島稔_写真
中小企業診断士を目指した理由
時期は未定ですが、独立・起業を目指しており、体系的に経営を学びたいと考えたのがきっかけです。 ビジネススクールへの入学も検討しましたが、中小企業診断士の資格を知り、実践を学ぶ前に知識を習得した方が近道と考え、取得を目指しました。
なぜ、速修テキストシリーズを選んだか
学習を始めた当初、他社のテキストを購入しましたが、まず「書いてあることが理解できない」という壁にぶつかりました。やはり独学では無理があるのかと諦めかけた頃、書店で「講義動画付」という記載のある速修テキストを見つけました。
購入に先立ち動画を視聴したところ、いわゆる「イントロだけのオマケ動画」ではなく、「経験豊富なプロ講師による講義」であった事に驚き、すぐに購入しました。
講義の内容がテキストに完全準拠していることはもちろんの事、中小企業診断士の実務の経験を交えたエピソードも挿入されており、実務のイメージも膨らみ、理解しやすくかつ記憶に定着させることができました。
速修テキストシリーズの活用法
1次試験 通勤の電車内で講義動画を音声のみで聞き予習を行い、自宅で平日は動画・テキストで学習し、週末は過去問を解くというスタイルを1次試験直前まで続けました。学習のリズムが安定したので、モチベーションを下げることなく、勉強を習慣づけることができました。また動画アップのタイミングをマイルストーンとして捉え、学習予定の策定にも役立てました。
講義動画の良い所は、スマートフォンがあればどこでもアクセスでき、理解が難しい所を繰り返し視聴することができる事です。
移動中などのちょっとした空き時間に音声だけで繰り返し視聴し、巻末の穴埋め問題集を解くことで、7科目という膨大な範囲の知識を定着させることができました。
テキストを読み直す度に講義の記憶が呼び戻され、まるで「テキストが語りかける」感覚があり、試験当日も講義内容が頭に浮かび何度も助けられました。
巻末の穴埋め問題は、試験当日の直前の確認にも適していたので、繰り返し間違えた問題には付箋をつけ、試験の休憩時間に確認を行いました。
中小企業診断士の学習範囲は膨大ですが、それぞれリンクしている点が多いので、通しで7科目学習した後、もう一度7科目を回転させると1周目に理解できていなかった事が理解しやすくなるということを実感しました。
1次試験全体を通して感じた事は、「暗記だけでは攻略できない」ということです。マークシート式の試験ですが、「知識の量」ではなく、「知識の理解度、応用力」を問われる問題が多く、講義動画で繰り返し挿入される「実務での実用例」等のエピソードとテキストでの説明をリンクさせる事がとても役にたちました。
2次試験 1次試験翌日の自己採点で合格と判定されたのと同時に、速修テキスト・過去問題集を購入しました。まず速修テキストで2次試験の概要と「なぜ難しいのか」を理解できました。「抽象化ブロックシート」の部分をコピーして持ち歩き、コマ切れ時間に1次知識の整理と理解に取り組み、テキストの演習と過去問で「TBCメソッド」という強力な武器を使えるようになるまで繰り返しました。直前期には、設問を読んだ際に、解答に使えそうな1次知識が自然に頭に浮かぶまでになりました。 初学者は特に、「何から始めてよいのかわからない」という感覚に陥る2次試験ですが、試験までに何を習得しなくてはならないのかを具体的に導いてくださったので、合格への最短距離を走れた気がします。 過去問題集の解説動画では、「どのように設問者の意図を読むか」「2次試験全体に流れる背骨」を理解でき、また徹底した研究による「モデルとなった企業」等の分析で、単なる解説にとどまらず、「社長の想いを汲み取り、寄り添う」という2次試験攻略に必須のマインドを手に入れることができました。 2次試験は「正解が発表されない」ため、学習の方向性が定まらない事が悩みでしたが、過去問の傾向に留まらず、元試験委員の方にヒアリングした「試験委員が受験者に問うていること」、「経営学の学派の研究」等、マニアックとまで言えるほどの深い研究に裏付けされたメソッドで、小手先のテクニックではなく、実力を育むことができたと思います。
中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
中小企業診断士の試験は、「独学では難しい」と言われることが多い資格です。確かに私も受験勉強中、「もしかしたら予備校では、独学者には教えない内容や裏技もあるのではないか」と不安になりました。ですが、「速修テキストシリーズ」のテキストと講義動画視聴で学習を行うことで、そのような独学者のコンプレックスを解消できます。また、講義動画はプロによる「本物」の講義ですので、まるで通学しているかのような気持ちにすらなります。 簡単に取得できる資格ではありませんが、その分得られるものも大きいです。皆様と一緒にお仕事をさせていただける日を楽しみにしております。

「速修テキストシリーズのみの独学で、1次・2次ともにストレート合格成功」米山順也様

米山順也_写真

中小企業診断士を目指した理由
最初のきっかけは、勤務先の「資格取得奨励制度」の対象資格となっていたことです。資格の内容を詳しく調べてみると、経営に関する知識全般を学べることが分かり、当時手掛けていた「経営企画/新規事業開発」系の業務に知識を活用しつつ、ビジネスマンとしての、自身のキャリアアップにも繋がるのではと考えて、取得を目指すようになりました。
なぜ、速修テキストシリーズを選んだか
取得を目指したそもそものきっかけが「資格取得奨励制度」だったため、「取得費用を奨励金の範囲内に収めよう」という考えがありました。そのため、勉強手段を検討するにあたっては、多額の出費が伴う「予備校」や「通信講座」という選択肢はそもそもありませんでした。テキストのみで独学で合格しようと考えた際に、インターネットで情報収集したところ、通販サイト(Amazon)のランキング上位かつ、ユーザーからのレビューも非常に良く、更に、テキストだけでなく動画講義やテーマ別過去問ダウンロードも可能な、速修テキストシリーズの購入を決めました。
速修テキストシリーズの活用法
私は、受験年の3月後半から勉強を開始したため、「短い期間でいかに効率良く学習するか」という点が大きな課題でした。そんな中で、「学習スケジュールの管理」という点で、動画講義を活用しました。具体的には、動画の長さに合わせてカレンダーソフトに視聴予定を入れておき、その前後に、テキストの読み込みによる予習や、問題集による復習を行い、計画的に学習しました。また、一次試験直前には、テーマ別過去問で学習成果の総チェックを行いました。PDF形式でデータを取り込んでいたため、仕事の合間にも確認することができ、学習時間の蓄積に役立ちました。結果、1次試験を全科目60点以上で合格することができ、2次試験の学習でも、速修テキストを使用しようとすぐに決めました。 2次の学習も独学で乗り切ることができたのは、速修テキストが「型にはめた回答パターン」や「キーワードの詰め込み」ではなく、「いかに論理的に回答を作成するか」という点に重きを置いていたからではないかと感じています。それぞれ違った企業が事例として出されている中で、「他の企業への診断内容を、無理やり流用して作ったもの」が、診断先(試験においては出題者)に響くはずが無い、と考えるためです。他にも、「抽象化ブロックシート」で繰り返し学習することで、基礎知識を固めることができ、いわゆる「ファイナルペーパー」の代わりとしても活用しました。結果、1次・2次ともに、独学でのストレート合格に成功することができました。
中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
中小企業診断士には独占業務が無いため、活用方法が人によって大きく分かれる資格では無いかと思います。『「資格の活用」という便益を受けるために、「費用」や「時間」などの投資を行っている』という考え方をした場合、よほど確実性の高い活用計画があり、投資の回収目途が立っている場合を除いて、投資は極力最低限に抑える必要があるのではないかと私は考えます。その意味において、速修テキストシリーズは、「最低限の費用で」「短期間で効率的に」学習するという目的で活用できる、非常に優れたツールであると言うことができます。 現在中小企業診断士を目指されている皆様におかれましても、是非とも「資格の取得」をゴールにするのではなく、「投資以上のリターンを得ること」を意識して、勉強法を選ばれることをおすすめ致します。皆様の成功をお祈りしております。

「無料動画を使いこなし、合格を勝ち取る!」鹿取克好様

鹿取克好_写真

中小企業診断士を目指した理由
私が中小企業診断士を目指した理由は、経営全般の知識を体系的に学べるからです。現在私は中小企業で管理部門の責任者として、総務・経理業務に従事しております。経営者の意思決定支援に役立つべく、あらゆる経営課題に対応するために経営全般に精通したいと考え、業務を通して積極的に周辺知識を補充してきましたが、やはりそれだけでは体系的で網羅的な知識を得られるわけではありません。学習の必要性を痛感し、中小企業診断士試験に取り組む決意をしました。
なぜ速修テキストシリーズを選んだか?
① 受験勉強にお金をかけられないこと ② 予備校に通学できないこと 共働きに幼い子供が2人という環境下のため、金銭的・時間的な制約があり、独学か通信教育を考えていました。TBCの無料講義は、ネットサーフィンしていた時に見つけたのですが、初学者にもとても分かりやすく、その質の高さに驚きました。「これだったら、自分に合っているかも。」と思い、TBCテキストでの独学を決めました。TBCについて知ったのも、この時が初めてです。私は、他の予備校の講義を受けたことは無いですが、苦手科目もこれで克服できましたので、遜色ないのではないのでしょうか。速修テキストで勉強すると決めてからは、法改正フォローのための1次の模擬試験を除き、それ以外の教材には一切手を出しませんでした。
速修テキストシリーズの活用方法
[1次試験] 利用したのは、「TBC速修テキスト1-7」の7冊です。無料講義の中で講師が説明する重要ポイントにマーカーを色分けして引きながら、一緒に学習しました。サブノート等は一切作らず、補足すべきことは全てテキストに書き込みました。たとえどんな問題が出ても40点以上取れるように、苦手な「経済学」「運営管理」「企業経営理論」は時間をかけて勉強し、理解できるまで繰り返し動画を見ました。その中でも経済学は苦手意識が強く、また理解が必要な科目でもあったため、矢田先生の講義は3回以上見たかと思います。繰り返しの視聴ができるのは、通学では出来ない良い点です。 一方、得意な「財務会計」や暗記系科目の「経営法務」「経営情報システム」は、通勤時間などの細切れ時間を使って勉強しました。家事や育児も忙しく、勉強は自宅外ですることがほとんどでした。苦手科目は喫茶店や終業後の会社でじっくりと、得意科目や暗記系科目は通勤時間などの細切れ時間で勉強しました。無料講義を聴く以外には、過去問題集を一通り解いた程度で、穴埋め問題集まで手が回りませんでしたが、無事に合格できました。 [2次試験] 2次試験の勉強は、1次試験の合格が分かってからスタートしました。利用したのは「TBC速修2次テキスト」「速修2次過去問題集(平成22-24年度)」の2冊です。まずは、「TBC速修2次テキスト」の解説動画を一通り見ました。動画中で説明されている、TBCメソッド「具体→抽象→具体」の解答プロセスは、現在取り組んでいる仕事にも応用が利く、非常に納得がいくものでした。事例Ⅰ・Ⅱ・Ⅲについては、この解答プロセスに沿って過去問題集を解きました。その際、なぜこの回答が導きだせるのかを自分なりに結論付けた上で、解説動画を見るようにしました。時間はかかりましたが、効果的だったかと思います。試験までにこなした問題数は少なかったですが、「各事例をどのように取り組もうか」という自分なりの形は、試験当日には出来上がったような気がします。得意な事例Ⅳについては、過去問題集を一通り解くだけにして、事例Ⅰ・Ⅱ・Ⅲに大半の時間を割きました。 また、「抽象化ブロックシート」は、2次試験で必要な知識を整理するのに役に立ちました。縮小コピーして常に持ち歩き、気づいたことを書き加えながら、通勤時間などの細切れ時間で見るようにしていました。各事例の試験開始ギリギリまで見ていたのも、このブロックシートでした。
中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
社会人として受験される多くの皆さんは、仕事や家庭もあり、受験勉強に割ける時間は少ないかと思います。そのような環境下で、モチベーションの維持が難しい時もあるかと思います。しかし、自分がしんどいと思っているとき、さぼりたくなるとき、世の中には自分と同じように考えているライバルが多数います。そのライバルに差をつけるためにも、最後まで諦めずに学習を続けることが大切だと思います。皆様のご健闘を心からお祈りしています。

「TBC受験研究会を信じることで勝ち得た合格」井上清駿様

井上清駿_写真

中小企業診断士を目指した理由
「企業を理解するための土台作り」 日々の業務において中小企業の経営者と接するなかで、「企業の役に立ちたい」という思いを常に持っていました。ただ、企業活動に対してひとつの側面(私の場合は金融面)からのアプローチしか経験がなかったため、思うように事業に対する理解が進まず有効な提案ができずにいました。診断士資格の存在を知り、学習を通じ企業を理解するベースとして必要な『企業活動全般の知識』が習得できる、と考え受験を決意しました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
社内の資格取得支援制度で早稲田出版の速修テキストを利用したのがきっかけです。youtubeでの講義動画配信等、画期的なシステムは学習効果が高く、短期間で1次試験合格を勝ち取ることができました。 2次試験対策を検討する際も、1次試験での高い学習効果を実感していたため、すぐに山口先生へ相談し、TBC受験研究会の「短期通信講座」を利用することを決めました。
TBC受験研究会活用法(講義・教材・書籍・特別講座・模擬試験等)
<1次試験対策> (1) 各科目、各分野毎に、①速修テキスト読み込み、②youtubeでの動画視聴、③過去問演習を、全科目実施。 (2) 科目毎に過去問演習を反復。苦手分野はテキスト、動画にて再度学習、穴をなくす作業を行いました。テキストに付属する過去問は量がやや少ないと感じましたが、厳選された問題ばかりで合格に達するのには必要十分な内容でした。また、隙間時間を利用し苦手科目、2次試験関連科目を中心に、テキストを何度も読み込みました。 (3) 直前期(約1ヶ月前)には『皿回し学習』を実践。1日に3~4科目の過去問演習を行い、「2日で全科目に触れること」ができるように学習をしました。時間がないときも「苦手分野に絞る」、「解説を読むだけ」など工夫をし、とにかくたくさんの科目に触れることを心がけました。 <2次試験対策>~1次試験の自己採点実施後から着手しました。 (1) 速修2次テキストにて「具体抽象メソッド」の習得 youtubeの動画を視聴し、TBCの独自メソッドを学習しました。テキストに掲載されている演習問題は複数回繰り返しました。 (2) 「抽象化ブロックシート」での知識定着 持ち運び用に加工したシートを利用し、隙間時間を利用した知識確認を学習開始直後から試験直前まで継続しました。本試験事例Ⅰでは、シートの内容のアウトプットのみで解答可能な問題も出題されました。 (3) 模擬試験(8月下旬) TBCが行う模擬試験を受験しました。本試験に即した問題演習は初めてでしたが、TBCメソッドの習得、基本知識の定着に取り組んでいたため、予想以上の高得点をとることができました。 (4) 添削問題への取り組み(全4回) 本試験のスケジュールに即した問題演習を実施、演習後すぐに解説冊子+DVDにて復習しました。他の受講生の優秀答案を解説した動画が無料で配信されますが、自分の立ち位置を知るのに非常に参考になりました。添削問題では、1度も合格点を超えたことはありませんでしたが、結果として最後までモチベーションを高く保ったまま勉強を継続することができました。 (5) 添削問題および模擬試験の復習 直前期は、添削問題および模擬試験の復習をひたすら繰り返しました。セオリーに反するかもしれませんが、私の場合は過去問演習をほとんど行いませんでした。学習ツールもTBCのみです。時間的制約も理由のひとつですが、「最新の試験動向が十分に反映されたTBCの演習を完璧にこなせるようになれば、必ず合格点に達する」という絶対の信頼をしていたのが大きな理由です。 <番外:事例Ⅳ対策> 毎朝1時間、計算問題に触れることを習慣化しました。①テキストの演習問題、②添削課題、③模擬試験をひたすら繰り返しました。合格点に達するまでに必要な知識、テクニックは網羅できます。
中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
・診断士試験の学習を通じ、「いま、中小企業診断士がどのような役割を社会に求められているか」を試される試験だと感じました。TBC受験研究会の一番の強みは、「山口先生をはじめとした講師陣が、その役割を全うしているプロの診断士である」点だと思います。実際の診断業務が活かされたテキスト等の教材や講義により、試験で求められるレベルに達することができました。 ・また、診断士合格には大変なパワーが必要で、職場、家庭、TBC受験研究会等、周囲の協力が不可欠です。私も家族をはじめ周囲の方々には心強いサポートをいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。 ・最後となりますが、資格取得はゴールではなくスタートであり、診断士としてのキャリアについてもTBCの親会社である経営教育総合研究所で学ぶことができ安心です。この体験談を読んでいただいたみなさまが、TBC受験研究会の力を活用し、診断士へのスタートラインに立つことを願っています。