正しい学習法で努力する
2017年度 速修テキスト利用 荒井 義規様
中小企業診断士を目指した理由
大学生のころから中小企業診断士という資格は知っていたものの、独学ではとても難しそうだし、教室に通う時間も取れないし…と、取り組むまでには至りませんでした。しかし、30歳台後半となり職務領域が広がり企業の中間管理職となる中で、自分の能力の限界を感じ始め、体系的な勉強をしてみよう、と思ったのがきっかけです。
早稲田出版の書籍を選んだ理由
本屋の資格書籍コーナーで「無料動画」の帯が目に留まり「速修テキスト」を手に取ったのがきっかけです。テキスト代だけで講義動画が無料で視聴できるなんて、最初は半信半疑でした(笑)。しかし視聴してみると内容が大変充実しており驚きました。仕事と家庭の関係から、通学スタイルは取れなかったため、通勤途中の電車の中などで講義を受けられたらいいのに、と思っていた私にとってぴったりの教材でした。
TBC受験研究会活用法
「1次試験」
特に合格実力が高まったと感じたのは、「中小企業経営・中小企業政策」対策の問題集である「特訓問題集」です。他社のテキストでは学習のポイントがよくわからず、受験初年度は本試験で不合格となってしまいました。勉強方法を変えなければと考えていた矢先に、山口先生からご紹介いただいた「特訓問題集」と「中小企業白書」を繰り返し読み込んだことで、本試験では問題がスラスラ解けるようになり、高得点で合格することができました。
「2次試験」
自宅やカフェで演習問題や過去問を解き、DVDやスマホを活用し電車の中で解説講義を聞く、というスタイルで取り組みました。教室さながらの迫力ある山口先生、鳥島先生の講義のおかげで集中力を維持でき、合格実力に到達できたと思っています。 過去問の模範解答の納得度も重要でした。他校の模範解答を見たときに、どうも自分には納得ができず、安定した答案が書けるイメージが湧きませんでした。しかし、TBCメソッドの「具体→抽象→具体」や「抽象化ブロックシート」「ドメインの再定義」などによって、何を答案に盛り込むべきか、自分の答案は何が不足しているのか、が明確になりました。理想とする答案の軸が分かったことで、どうすればギャップを埋められるのかが浮き彫りになり、学習が正しい方向へ進んでいるという手応えを感じました。その場の思いつきやアイデア答案ではなくて、「1次試験」や「中小企業白書」の知識を活用して答案を構成していくということを中小企業庁や試験委員が求めている、ということだと思います。山口先生が「この試験は、中小企業診断士の“適正検査”という位置づけです。」と仰られたことが特に強く印象に残っています。
中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
過去に出題された事例企業を訪問しインタビューをされたり、試験委員の書籍などを分析されていたり、独学では決して入手できない情報をお持ちの点は説得力が違います。そんな情報がぎっしり詰まった早稲田出版のテキストや講座、過去問、無料動画があれば、十分合格レベルに達することができると思いますし、類推度合いが高まる近年の「2次試験」において、他の受験生と差別化した答案が書けるようになると思います。またコストの面でも、低価格で提供されていますので、中小企業診断士の勉強をしたくても教室に通う時間が取れなかったり、多額の受講料を払えない方にとっても、きっとチャンスが広がると思います。