目指せ、速修テキストで独学ストレート合格!

2017年度 速修テキスト利用 西角 浩様

中小企業診断士を目指した理由

 『いつかは自分も本を出版してみたい』そんな夢に、この資格が役立つかもしれない、そう感じたのが中小企業診断士を目指したきっかけでした。もともと自己啓発本を読むのが好きで知識習得に勤めてきましたが、自分がどれほど成長できたのか、自分の実力はどんなものなのかが測りきれず、知識の偏りにも悩んでいました。そんな中、本屋でたまたま見つけたのが中小企業診断士でした。勉強範囲が広く知識を体系的に身に付けられること、試験結果で実力の見える化ができること、読み書きのスキルアップが期待できることに魅力を感じ資格取得を目指しました。

早稲田出版の書籍を選んだ理由

 私は富山県在住のため近くに予備校もなく、独学という選択肢しかありませんでした。そこで市販のテキスト(TBCでない他社のテキスト)を買い揃え、一次試験の勉強を始めました。しかし、財務・会計が全く理解できず、貸方・借方の区別も出来ませんでした。そこで、ネットで色々検索してみると、1コマ90分以上もの講義動画がYouTubeにいくつもアップされていることを知りました。それがTBC受験研究会様との出会いです。

 最初は手持ちの他社テキストを参照しながら講義を聞いていましたが、TBC受験研究会の講義動画では他社テキストには載っていない内容や受験テクニック、1次の学習時から2次との繋がりを教えてくれるため、手持ちのテキストでは物足りなさを感じました。そこで、7科目全てのテキストをTBCのテキストに買い直すことを決心しました。それからは勉強が非常にはかどり、毎日視聴するほどハマってしまいました。中小企業診断士を目指す方は是非ともTBC受験研究会のYouTube動画を視聴することを強くオススメします。無料の講義動画とは思えない質の高さに驚くと思います。

TBC受験研究会活用法

「1次試験」

 一次攻略のコツは幅広い知識をいかに効率良く定着させるかだと思い、講義動画を繰り返し視聴する作戦を取りました。具体的には、①通勤時は音声のみで視聴し、②帰宅後は再度同じ動画をマーカーでアンダーラインを引きながら1.5倍速で視聴し、③翌朝には2倍速で最終確認を行い知識の定着を図りました。繰り返し視聴することで、抜け漏れをなくし、一回では気付けない個々のワードの繋がりや全体像の把握を意識付けました。スマホ一つで「いつでもどこでも繰り返し視聴できる」それがTBC講義動画の最大の強みだと思います。

「2次試験」

 一次の学習は一次試験後に取り組んだため、11週間しか猶予がありませんでした。初学生がストレートで合格するには、絞り込みと効率を考えて学習するしかないと考え、一次からお世話になり、二次の講義動画も充実していたTBCの速修テキストを主体として学習を行いました。中でも『成功事例』は繰り返し視聴し、各事例企業の『あるべき姿』を徹底的に叩き込みました。その戦略が功を制し、各事例の『ゴール』が鮮明に理解でき、各事例企業の課題や改善の方向性を見極め易くなりました。おかげ様で、本試験でも「何が問われているのか」「何を書いたら良いのか?」といった内容で悩むことは一切ありませんでした。

 また知識の定着で大変お世話になったのが『抽象化ブロックシート』です。抽出化ブロックシートは二次試験で必要な知識だけがギュッと凝縮されており、なおかつ余白も確保されていたため補足説明や関連ワードを書き込め、本当に痒いところに手が届く最高のツールでした。いつでもどこでもすぐに抽象化ブロックシートを閲覧できるように、全ページ写メで撮影して、デジタルデータで持ち歩きました。覚えたページは画像を削除して、定着が弱い箇所のみを繰り返し眺めることで、知識の補強がスムーズに行えました。11週間という短い時間で二次試験に合格できたのは、全てTBCの『成功事例』と『抽象ブロックシート』のおかげです。

中小企業診断士を目指す方へのメッセージ

 中小企業診断士は、かなりの勉強が要求される資格です。それは効率性や計画性も資格の勉強を通して試されているからではないでしょうか?社長に対して「もっと効率を上げましょう」「もっと計画を練りましょう」とアドバイスする診断士だからこそ、自分自身の効率性や計画性を強化しなければいけないのだと思います。自分に合った勉強スタイルを探し見つけるのも、中小企業診断士という資格の醍醐味の一つだと思います。

 私はTBC受験研究会の無料動画を基軸に勉強スタイルを確立しました。二次合格後の今も知識補強のために毎日講義動画を視聴させて頂いております。それくらいTBC受験研究会の講義動画は魅力的で面白いです。この体験談を読んで頂いた皆様にも、TBC受験研究会の恩恵により合格を掴めますことを心よりお祈り申し上げます。