「速修2次テキスト」でコツをつかむ
中小企業診断士を目指した理由
営業系の職場に在籍しております。長年、現場力と実践に傾注し、理論には関心を持つことはありませんでした。数年前に会社派遣でマネジメントスクールの単科講座を受講する機会がありました。そして、現場での成功事例は理論に合致している場合が多いこと、同僚とコミュニケーションをとる場合、理論をベースに話すとお互いの理解度が高まること、他業界の方と話すときに理論が共通語となること、などに気づきました。さらに深く学ぶには中小企業診断士資格取得が最適と考え、受験することを決意しました。
早稲田出版の書籍を選んだ理由
1次試験に独学で対応するに当たって、当初他社のテキストを利用しておりました。「中小企業経営・中小企業政策」科目で詰まりまして、別の適当な教材を探しに書店に行ったところ偶然、「特訓問題集1・2 中小企業経営・政策」に出会えました。その場で内容を確認して自分に合っていると確信し購入いたしました。
2次試験対策に関しては、全く手をつけていなかったこともあり、独学では難しいと考えておりました。1次試験の自己採点した後、実は某専門学校にお世話になろうと相談に行きました。ところが「2ヵ月後は難しい。来年の合格を目指されては」とのお話でした。そこで、今年に関しては2ヶ月間独学で挑戦してみようと考えました。そして独学なら1次試験を助けていただいた早稲田出版様の「速修2次テキスト」にお願いしようと即決、通販で購入いたしました。過去問に関しても「速修2次過去問題集Ⅳ」を利用させていただきました。(ちなみに「特訓問題集1 中小企業経営」は2次対策としても利用させていただきました。)
速修テキストシリーズの活用法
「特訓問題集1・2 中小企業経営・政策」
・・・とにかく繰り返して読む・解く、です。このテキストだけしっかりすれば当日どれだけ調子悪くとも60点はとれると思います。場合によっては80点も狙えるのではないでしょうか。このテキストを利用するならば、「中小企業白書」に関しても目を通す必要さえないと思います。「速修2次テキスト」
・・・「抽象化ブロックシートを1日8ページ読む」と決めて、ひたすら繰り返しました。これは実のところ、キーワード・キーフレーズ集です。何度も繰り返すことによって、知識の「点」が「線」となり「網」となり、「網目が細かく」なって、最終的には水を「より多く」すくえるようになります。無料動画は解法プロセスを丁寧に説明してくれており、テキストを読むだけではたどり着くことが難しい「気づき」を得ることがしばしばありました。短期間で「コツをつかめた」と自覚できました。「速修2次過去問題集Ⅳ」
・・・こちらも「解いて」「解説を丁寧に」読む、です。何度も繰り返して毎回別の「気づき」を得るように意識して取り組みます。解答例にこだわらず、常に前回より少しでもよい記述することを心がけます。ただし、過去問に関しては少なくとも2通りの解答解説と比較して勉強を進めた方がよいと思います。中小企業診断士を目指す方へ
この体験記を読まれている方は、すでにTBC受験研究会様や早稲田出版様をご存知かつ興味をもたれている方々だと思います。これら2社の教材をメインにし、安心して受験勉強してください。受験生はそれぞれ置かれた環境が違うので、合格までの到達期間に多少の長短はあって当然です。但し、真面目に学習を継続すれば、近い将来、必ずゴールにたどり着くことができます。皆様が一人でも多く中小企業診断士となり、世の中によい影響を与えられますことを祈念しております。